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J-GLOBAL ID:201502286766469337   整理番号:13A0499953

実験的点滴静脈炎における血管内皮細胞成長因子と細胞間接着分子1の発現に及ぼすアニソダミンの影響

Effects of anisodamine on the expressions of vascular endothelial growth factor and intercellular adhesion molecule 1 in experimental infusion phlebitis
著者 (6件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 300-305  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】点滴静脈炎は臨床的静注薬物治療法の最も発症率の高い副作用であり,いくつかの臨床治療試験はアニソダミンが効果的に点滴静脈炎の発生を防ぐことを実証した。この研究は,点滴静脈炎のウサギモデルにおける血管内皮細胞成長因子(VEGF)と細胞間接着分子1(ICAM-1)の発現に及ぼすアニソダミンの影響を調査して,実験的点滴静脈炎の予防と治療に及ぼすアニソダミン影響の機構を分析するように設計した。【方法】無作為に対照群,モデル群,硫酸マグネシウム群,およびアニソダミン群に24羽の特定病原体除去した雄の日本白色ウサギを割り振った。静脈内投与によって誘発された点滴静脈炎のウサギモデルを確立して,VEGFとICAM-1の発現を判定して,通常生理食塩溶液で治療する対照群と対比した。著者らは組織病理学,免疫組織化学,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応,およびウェスタンブロット法検査で発現を評価した。【結果】静脈内皮細胞の損失,炎症性細胞浸潤,浮腫および血栓などのように,モデル群の病理組織学的変化を観察した。硫酸マグネシウム群とアニソダミン群は血管の欝血,炎症性細胞浸潤,増殖,内皮の膨潤および血管周囲の出血に及ぼす有意な保護作用を示した。モデル群は4つの群のVEGFとICAM-1の最も高い発現を示した(P<0.01)。これに反してアニソダミンは,モデル群(P<0.01)と比べて有意にVEGFとICAM-1の発現の縮減によって,炎症性の損傷を軽減した。そこでは,硫酸マグネシウム群とアニソダミン群(P>0.05)の間のVEGFとICAM-1の発現における有意差がない。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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