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J-GLOBAL ID:201502287185337207   整理番号:15A0261225

ナノ粒子とマイクロ粒子の回転コイルカラム中でのフィールドフローフラクショネーション

Field-flow fractionation of nano- and microparticles in rotating coiled columns
著者 (5件):
資料名:
巻: 1381  ページ: 202-209  発行年: 2015年02月13日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フィールドフローフラクショネーション(FFF)は,液体クロマトグラフィーに似た溶出法の非常に強力で多用途の装置である。しかし,通常のFFF分離は,薄いチャネル内で生じ,注入される試料の重量は,過剰負荷を避けるために通常1mg以下である。回転コイルカラム(RCC)中のフラクショネーションは,少なくとも1gまでの試料重量の扱いを沈降FFFに起因して可能にする。RCC中の粒子の一様ではない分布がY.Itoらによって1966年にはじめて観察された。この方向での研究は,P.S.Fedotovらの2000年の研究によって引き継がれた種々の設計パラメーターを有するRCCs中の種々のサイズと起源のナノ-とマイクロ粒子の挙動の規則性をシリカ粒子,ラテックスビーズ,石英砂,粘土材料,及び他の試料を例としてとって系統的に調べた。新たなFFF法の基礎的原理を立証した。本法は,多分散環境試料のスペシエーション分析,特に,土壌の沈泥,粘土,及び砂画分への分離に適用された。道路粉塵のナノ粒子とミクロン以下の粒子が分離され,秤量され,電子顕微鏡によって特徴付けられ,(消化後)ICP-MSによって定量的に分析された。人為起源の元素(Zn,Cr,Ni,Cu,Cd,Sn,Pb)が<0.3μmと0.3~1μmの範囲の画分に収集して見出された。道路粉塵の最も微細(<0.3μm)な画分中のCr,Ni,Znの濃度は,バルク試料中の元素濃度よりも1桁大きいことが示された。RCC中のフラクショネーションは,ポリスチレン-ジビルベンゼン系クロマトグラフィー用担体のほぼ単分散の回収にも利用され,合成由来の不純物と小さな粒子(1-2μm)が除去された。合成試料のフラクショネーションの研究は,多分散材料の分取分離と精製のための本法の適用性を実証する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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クロマトグラフィー,電気泳動 
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