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J-GLOBAL ID：201502287578289867   整理番号：15A0746838

Fourier変換赤外顕微分光法を用いた細胞周期の関数としての特徴的細胞毒性剤作用

Characterising cytotoxic agent action as a function of the cell cycle using fourier transform infrared microspectroscopy

著者 (5件)： JIMENEZ-HERNANDEZ M. (Manchester Inst. of Biotechnology, Univ. of Manchester, 131 Princess Street, Manchester, M1 7DN UK. ...) ,  BROWN M. D. ,  HUGHES C. ,  CLARKE N. W. ,  GARDNER P.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 13  ページ： 4453-4464  発行年： 2015年07月07日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fourier変換赤外(FTIR)顕微分光測定は,化学療法剤に対する応答の赤外線シグネチャを細胞周期の関数として研究するために入手された。腎臓癌Caki-2細胞をIC₅₀量の5-フルオロウラシルおよびパクリタキセルに24時間にわたり晒した。処理されていない細胞と薬剤処理がなされた細胞からの本来的な細胞周期赤外線シグネチャは平均正確さ83.7%で,この株化細胞の細胞周期の相を区別するできる頑強なSVMを構築することによりうまく読み出すことができた。観測された赤外線シグネチャで最も重要な点は,薬剤の作用モードあるいは細胞周期により影響される事象とは無関係と思われるアポトーシスの生化学的応答と関連している,ということである。アポトーシスは生存種の間で十分に保存された機構であるので,これらの結果は増殖ステージおよびアポトーシスの存在/非存在のいずれをも考慮することが必要であることが窺われ,そうすることで薬理作用の信頼できるスペクトルパターンを帰属するため,薬剤に対する迅速な細胞の反応をあらわにしている細かな生化学的詳細を解明できる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *Fourier変換赤外分光分析 ,  *赤外分光法 ,  *細胞周期 ,  細胞毒 ,  特性 ,  *腎臓腫瘍 ,  毒性試験 ,  濃度 ,  アポトーシス ,  培養細胞 ,  窒素複素環化合物 ,  有機フッ素化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  脂環式化合物 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： IC50 ,  化学療法剤 ,  株化細胞 ,  細胞毒性薬剤 ,  *腎臓癌 ,  *赤外顕微分光法 ,  分光シグネチャ

分類 (3件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  腎臓  (EJ09030X) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

物質索引 (2件)： 5-フルオロウラシル ,  パクリタキセル

タイトルに関連する用語 (5件)： Fourier変換 ,  赤外顕微分光法 ,  細胞周期 ,  関数 ,  細胞毒性