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J-GLOBAL ID：201502287630910192   整理番号：15A0220603

音響反射強度測定による来留見ノ瀬のホンダワラ科藻場の現存量推定と季節変化

The Estimation of Seasonal Biomass Changes of the Sargassum Bed in Kuruminose, Yamaguchi, Japan, by an Acoustic Method

著者 (7件)： 南憲吏 (北大 大学院水産科学研究院) ,  安間洋樹 (北大 大学院水産科学研究院) ,  濱野明 (水産大) ,  中村武史 (水産大) ,  村瀬昇 (水産大) ,  東条斉興 (マリノフォーラム21) ,  宮下和士 (北大 北方生物圏フィールド科セ)
資料名： 海洋音響学会誌  (Journal of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 42  号： 1  ページ： 1-10  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： L1051A  ISSN： 0916-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ガラモ場全体の総重量を推定するために音響学的手法を適用した。計量魚探機による音響計測とコドラートによる刈取りを行うことで単位重量当たりの反射強度を求め,それをもとに音響情報からこれまでは困難とされていたガラモ場全体の総重量の推定を山口県来留見ノ瀬で行った。また,ホンダワラ科褐藻の季節変化についても調べた。これまで経験的にしか分からなかった来留見ノ瀬周辺のガラモ場の分布密度と全体の総重量を音響学的手法によって推定できることを示した。

シソーラス用語： *音響測定 ,  *魚群探知機 ,  *ホンダワラ科 ,  方式 ,  生息分布 ,  利用 ,  藻場 ,  強度 ,  音波反射 ,  山口県 ,  季節的変動 ,  *バイオマス
準シソーラス用語： 計量型魚探機 ,  推定法 ,  ガラモ場 ,  反射強度 ,  *生物現存量

分類 (2件)： その他の音響応用  (BB03100I) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N)

引用文献 (20件)：

• 大野正夫,有用海藻誌(内田老鶴圃,東京,2004),p.111-132.
• 堀輝三,大野正夫,堀口建雄,21世紀初頭の藻学の現況(日本藻類学会,東京,2002),p.85-88.
• N. Murase, H. Kito, Y. Mizukami, M. Maegawa, "Productivity of a Sargassum macrocarpum (Fucales, Phaeophyta) population in Fukawa Bay, Sea of Japan," Fish. Sci., 66, 270-277 (2000).
• 小松輝久,三上温子,佐川龍之,田上英明,"藻場分布-その変化を知るために-,"月刊海洋,37,575-579(2005).
• T. Komatsu, A. Mikami, S. Sultana, K. Ishida, T Hiraishi and K. Tatsukawa, "Hydro-acoustic methods as a practical tool for cartography of seagrass bed," Otsuchi Mar. Sci., 28, 72-79 (2003).

タイトルに関連する用語 (6件)： 音響 ,  反射強度 ,  ホンダワラ科 ,  藻場 ,  推定 ,  季節変化