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J-GLOBAL ID：201502287716302225   整理番号：15A0145376

細骨材および調合がコンクリートのワーカビリティーに及ぼす影響

EFFECTS OF FINE AGGREGATE AND MIX PROPORTION ON WORKABILITY OF CONCRETE

著者 (5件)： 寺西浩司 (名城大 理工) ,  桝田佳寛 (日本大) ,  陣内浩 (大成建設 技術セ) ,  鹿毛忠継 (国土技術政策総合研) ,  伊藤智章 (宇部興産 技開研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 707  ページ： 9-18  発行年： 2015年01月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在のコンクリート調合設計法に関する課題の解消を目的とした検討を行った。日本建築学会「調合指針改定小委員会」で行ったコンクリートの練混ぜ実験の結果に対して余剰ペースト膜厚理論を適用し,1)コンクリートのワーカビリティに対する細骨材の粒度分布の影響,2)コンクリートの分離評価手法を踏まえた単位水量と細骨材率の最適な組合せ,3)従来とは異なるより合理的な調合設計の手順,などに関する検討を行った。検討結果を踏まえると,コンクリートの分離限界に対応するフロー値となるようにマトリックスモルタルの砂セメント比および化学混和剤の使用量を定め,次に,所要のスランプが得られるようにマトリックスモルタルと粗骨材の比率を定める,という調合設計の手順が合理的といえる。

シソーラス用語： *コンクリート ,  *調合 ,  *ワーカビリティ ,  細骨材 ,  理論 ,  分離 ,  単位水量 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  モルタル ,  流動性 ,  粒度分布
準シソーラス用語： フロー値 ,  マトリックスモルタル ,  調合設計 ,  余剰ペースト膜厚理論

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (21件)：

• 白山和久 : コンクリートの調合設計の発展, コンクリート工学, Vol.35, No,4, pp.18-24, 1997.4
• 建築學會 : コンクリート及鐵筋コンクリート標準仕様書, 建築雑誌, No.520, 1929.4
• 日本建築学会 : 建築工事標準仕様書・同解説5 鉄筋コンクリート工事, 丸善, 1975.1
• 岩崎訓明 : コンクリート配合の原点, セメント・コンクリート, No.564, pp.20-27, 1994.2
• 日本建築学会 : コンクリートの調合設計指針・同解説, 丸善, 1999.2

タイトルに関連する用語 (4件)： 細骨材 ,  調合 ,  コンクリート ,  ワーカビリティー