文献

J-GLOBAL ID：201502287766545870   整理番号：15A0482419

木粉充填ポリプロピレンまたはポリエチレン複合材料の有機官能性シラン結合パターンと有効性

Coupling pattern and efficacy of organofunctional silanes in wood flour-filled polypropylene or polyethylene composites

著者 (4件)： WANG Qingwen (Northeast Forestry Univ., Harbin, CHN) ,  XIAO Zefang (Northeast Forestry Univ., Harbin, CHN) ,  WANG Weihong (Northeast Forestry Univ., Harbin, CHN) ,  XIE Yanjun (Northeast Forestry Univ., Harbin, CHN)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 49  号： 6  ページ： 677-684  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木粉強化熱可塑性複合材料(WPC)は,環境に優しい材料として利用が広がったが,WPCの課題は,吸湿性の木粉と疎水性熱可塑性マトリックスとの界面における不和合性である。この研究では,4種類のアルコキシシランで木粉を処理した木粉強化ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)複合材料を用いて,機械的強度,クリープ回復挙動を基に,界面結合効果に及ぼす有効性を調べた。シランのみにより処理された複合材料は,未処理のものに比べ,機械的強度の向上は見られなかった。しかし,重合開始剤のジクミルペルオキシドを用いた複合材料は,γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン及びアリルトリメトキシシランで処理された複合材料において,屈曲,引張,衝撃強度が増加し,クリープ変形も抑制され,改善効果はPE系複合材料がPP系複合材料より大きい。

シソーラス用語： 複合材料 ,  *木粉 ,  プラスチック ,  木材 ,  プラスチック含浸木材 ,  機械的強度 ,  重合開始剤 ,  クリープ回復 ,  衝撃強さ ,  吸湿性 ,  疎水性 ,  熱可塑性プラスチック ,  無機酸エステル ,  前処理 ,  界面 ,  表面処理
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】 ,  アルコキシシラン ,  *シラン処理 ,  衝撃強度

分類 (2件)： ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木粉 ,  ポリプロピレン ,  ポリエチレン ,  複合材料 ,  官能性 ,  シラン ,  有効性