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J-GLOBAL ID：201502287839124720   整理番号：15A0452995

酸素還元反応のための窒素ドープメソ多孔質炭素上に担持された白金及びパラジウムのナノ粒子の金属-担体相互作用

Metal-Support Interaction in Platinum and Palladium Nanoparticles Loaded on Nitrogen-Doped Mesoporous Carbon for Oxygen Reduction Reaction

著者 (8件)： PERINI Lorenzo (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  DURANTE Christian (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  FAVARO Marco (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  PERAZZOLO Valentina (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  AGNOLI Stefano (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  SCHNEIDER Oliver (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  GRANOZZI Gaetano (Univ. Padua, Padova, ITA) ,  GENNARO Armando (Univ. Padua, Padova, ITA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 2  ページ： 1170-1179  発行年： 2015年01月21日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃料電池及び金属-空気電池は将来性ある技術だが,陰極での酸素還元反応(ORR)の遅さが制限となっている。これまで白金ベースの電気触媒のみに活性が知られていたが,高価な上資源の限界もあり,白金を使わず他の金属でも使用量の少ない電気化学触媒が求められている。本研究では,窒素ドープ及び無ドープメソ多孔質炭素担体をシリカをテンプレートとして合成し,それぞれ600と900²g^-1の表面積の試料を得,PtとPdナノ粒子で修飾した。窒素ドープした担体では金属ナノ粒子はより小さく(2-4nm)なり,より凝集しにくかった。光発光測定から窒素原子と金属ナノ粒子,特にPdで,電気的相互作用の存在が示された。これらの触媒物性はリニアスイープボルタンメトリーと回転ディスク電極測定で検討し,PdはPtより低いものの,ともに優れた安定性とORR活性を示し,窒素ドープ支持体は無ドープ体より優れていた。また,同量の重量担持において,窒素ドープ支持Pt電気触媒のTafel勾配と安定性テストは市販品より優れていた。

シソーラス用語： 還元 ,  ドーピング ,  多孔性 ,  炭素 ,  ナノ粒子 ,  *金属-担体相互作用 ,  ボルタンメトリー ,  円盤電極 ,  電子顕微鏡
準シソーラス用語： *パラジウムナノ粒子 ,  *メソ多孔質 ,  リニアスイープボルタンメトリー ,  回転ディスク電極 ,  *酸素還元反応 ,  *触媒作用 ,  *多孔質炭素 ,  *窒素ドープ ,  *白金ナノ粒子

分類 (5件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  燃料電池  (YB04040V) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 酸素還元反応 ,  窒素ドープ ,  メソ多孔質 ,  炭素 ,  担持 ,  白金 ,  パラジウム ,  ナノ粒子 ,  金属-担体相互作用