文献
J-GLOBAL ID:201502287954566907   整理番号:15A0005970

ランタニドおよびアクチニド 2013年年次概要

Lanthanides and actinides: Annual survey of their organometallic chemistry covering the year 2013
著者 (1件):
資料名:
巻: 284  ページ: 124-205  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: B0831A  ISSN: 0010-8545  CODEN: CCHRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本総説には2013年の有機-f-元素化学の進展を要約した。有機ランタニドおよび有機アクチニド化学の分野の2013年の論文数は2012年と比べて顕著に増加(約16%増)した。2013年も続いた長年の不変の傾向は非シクロペンタジエニル配位子(たとえばアミジナート,アミノピリジナート,β-ジケチミネート等)支援高反応性ランタニドアルキル錯体の検討であり,これら錯体の多くに均一系触媒作用において有用な用途が見いだされた。2013年には3種類の化合物すなわちランタニドおよびウランのカルベン錯体,有機ランタニドヒドリドクラスタおよびヘテロ金属有機ランタニド化合物が重要性を増したことが目立った。有機ランタニド化学の分野で2013年に目立った主なものは四価セリウム最初のカルベン錯体Ce(BIPMTMS)(ODipp)2(BIPMTMS=[C(PPh2NSiMe3)3]3-,Dipp=2,6-ジイソプロピルフェニル)の合成の成功であった。2つの新しいスカンジウム末端イミド錯体も報告された。明らかに主要な結果は結晶学的にキャラクタリゼーションされたTb2+,Pr2+,Gd2+およびLu2+の錯体の最初の例の単離であった。この発見はLn2+イオンが今では放射性プロメチウム以外のランタニドのすべてと可溶性分子中で結合することができることを示している。室温で明るい橙色光のルミネセンスを示すユウロピウム(II)メタロセンEu(CpBIG)2(CpBIG=(4nBuC6H4)5-シクロペンタジエニル)も非常に重要である。最初のヘテロ三金属(Lu/Re/W)およびいくつかの六核ヘテロ二元金属Y4/M2-およびY5/M-多水素化物(M=Mo,W)クラスタ錯体などの一連のヘテロ金属化学種を含む,ランタニド水素化物クラスタの種類は2013年に大いに拡大された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
錯体のルミネセンス  ,  第3族元素の錯体 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る