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J-GLOBAL ID:201502288090742054   整理番号:15A0603833

潮汐変動と浮遊物質量の関係およびアマモの地球化学的検討からみた瀬戸内海笠岡湾干潟の環境評価

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資料名:
号: 33  ページ: 39-47  発行年: 2015年02月27日 
JST資料番号: L5795A  ISSN: 1343-9774  CODEN: SDCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これまで,瀬戸内海の山陽側で干潟環境を堆積物の多元素解析から評価する試みがなされてきた。今回は,岡山県笠岡市の瀬戸内海笠岡湾において調査を行った。笠岡湾は干拓事業により広大な地域が干拓される一方,笠岡湾の出口の水路に干潟が存在する。また干潟ではアマモの再生が行われている。本研究では,これまで注目されてこなかった堆積物の元となる懸濁物(SS:浮遊性物質)を石英フィルターで捕集し,蛍光X線分析装置(XRF)を用いて多元素組成分析を行った。また,満潮時から干潮時までの懸濁物の変化を走査型電顕で観察した。また,アマモの生体のXRFによる分析から,重金属,ハロゲン元素およびリンの含有量を求めた。これらの調査で,満潮時の懸濁物には珪藻が多数含まれ,干潮時の懸濁物は細粒の砕屑物から成ることが判明した。またI-P2O3相関図を考察し,アマモとプランクトンの栄養塩競合と海域の富栄養化の程度を評価する試みを行った。フィルターに捕集されたSSのSEMとXRFを組み合わせた情報は,環境評価に重要な役割を果たすことを示した。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  地球化学一般 

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