抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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4Kトライアル,今後のスーパーハイビジョンへの実現に向けたJ:COMの取り組みを紹介した。まずケーブルテレビの位置づけとして,普及率が半分以上となったケーブルテレビのサービスインフラとしての位置づけ,および放送,通信に柔軟な対応のできるネットワークインフラとしての役割を述べた。ケーブルテレビの4Kトライアルにおいて,放送方式はリマックス方式として,衛星から受信した放送信号をケーブルテレビに適した方式に変換した。伝送方式は256QAMを利用した。RF配信は日本ケーブルラボの自主放送仕様を,IP配信はIPTVフォーラムのIP放送仕様を参照し,4K解像度HEVCへ拡張した。受信機は4Kテレビが内蔵するHEVCデコード機能を用いるRF専用方式と,受信機でHEVCをデコードして4Kテレビへ送信するハイブリッド方式を開発した。最後に今後の課題としてVOD,8Kのケーブル伝送,ケーブルテレビにおける標準化について述べた。