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J-GLOBAL ID:201502288551620673   整理番号:15A0708603

新原生代のDamaraシーケンスからの砕屑性ジルコンのU-Pb年代とLu-Hf同位体:ゴンドワナ以前のコンゴ及びカラハリクラトンについての推論

U-Pb age and Lu-Hf isotopic data of detrital zircons from the Neoproterozoic Damara Sequence: Implications for Congo and Kalahari before Gondwana
著者 (9件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 179-190  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ロディニア超大陸の新原生代の分裂時及びその後のゴンドワナの集合時にコンゴクラトンとカラハリクラトンが近接していたことは確かである。Damara造山帯におけるコンゴ及びカラハリクラトンの裂開した縁辺部からの新原生代変堆積岩は,各々のクラトン内の主要な地殻成分の年代に対応する砕屑性ジルコンU-Pb年代分布をはっきりと示す。コンゴクラトン縁辺部に堆積した新原生代の地層から最も多量に産するジルコンの年代は1150-1000と800-600Maで,カラハリクラトン縁辺部のそれは1350-1100Maである。カラハリクラトン縁辺部の地層中の1350-1200Maという砕屑性ジルコン年代群は,Damara-コンゴ層では認められない。Damara-コンゴ層で顕著な約1050-1000Maの砕屑性ジルコン年代群は,この年代の造山作用が両クラトンで認められるにもかかわらず,Damara-カラハリ層では殆ど認められない。カラハリクラトン縁辺部のDamara層はまた,900-600Maの砕屑性ジルコンにも欠ける。両クラトンの同年代の地層を比較すれば,他の堆積物供給源の影響を受け得る深海成相を除けば,砕屑性ジルコン年代分布の相違は明らかである。これらのデータから,コンゴクラトンとカラハリクラトンはロドニア中で近位の関係になく,ゴンドワナを形成した衝突造山作用によって両クラトンが縫合した新原生代の終わりまでのそれらの相対的位置は明確でないことが示唆される。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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