文献
J-GLOBAL ID:201502288577040470   整理番号:15A0108208

エネルギーポジティブ新規廃水処理スキームに関する構想の実証

Proof of concept for a new energy-positive wastewater treatment scheme
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号: 10  ページ: 1709-1716  発行年: 2014年 
JST資料番号: A0070A  ISSN: 0273-1223  CODEN: WSTED4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生下水の有機物質中に存在するエネルギー含量の積極的開発を目的に都市廃水処理に関する革新的構想についてパイロット研究を試み,エネルギーバランス及び操業コストを評価した。構想は,嫌気的スラッジ消化でのエネルギー回収量を増やし,炭素無機化の通気量を削減するために,有機物質をスラッジ中へ,凝固法,凝集法及びマイクロシーブ法(100μmメッシュサイズ)を用いて抽出することを基本としていた。実廃水によるパイロット試験は,マイクロシーブを用いる安定運転下,Alを15-20mg/L及びポリマーを5-7mg/L投入して,スラッジ中の総化学的酸素要求量の70-80%抽出し,排出水の総リンを2-3mg/L以下に抑制した。マイクロシーブスラッジの嫌気的消化は投入乾燥有機物質(oDMin)当たり600NL/kgの高バイオガス収量を達成し,伝統的な活性スラッジ法での混合スラッジに対する430NL/kgoDMinと比較して高いものであった。100,000人口当り(PE)処理プラント(完全硝化作用に用いる後処理用バイオフイルター及び脱窒作用で用いる外部炭素源(メタノール)を含める)に対する総エネルギーバランスでは,新たな構想による方法が伝統的な方法と比較して,化学物質生産に要するエネルギーを含めても,同等な排出水レベルを示すエネルギーポジティブな処理法であった。電力及び化学物質に対する推定操業コストは伝統的な活性スラッジ法と新規構想法で同等範囲にあった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水道工学,廃水処理一般  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  スラッジ処理・処分  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る