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J-GLOBAL ID:201502288587378330   整理番号:15A0645275

リチウムナフタレニドによる酸化グラフェン還元反応の理論的なシミュレーション

Theoretical simulation of the reduction of graphene oxide by lithium naphthalenide
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号: 20  ページ: 13654-13658  発行年: 2015年05月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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密度汎関数理論に基づいて,著者らは,リチウムナフタレニド(C10H8Li)による酸化グラフェン(GO)の還元反応機構を研究した。C10H8-1は,GOと容易に反応して中性のC10H8と負に帯電したGOを生成し,このGOはLi+イオンを攻撃してグラフェン骨格上に酸化リチウムを生成した。この還元反応機構は,C10H8をTHF溶液中にLiを分散するのに用いた,金属LiによるGOの還元に類似している。さらに,GO上の酸化リチウムはCO2と反応してLi2CO3を形成し,そしてMeOH洗浄によってさらに還元された。負に帯電したGO中では,GOのエッジにおけるカルボキシル基は電子をGOに移行し,そして0.19eVのエネルギー障壁を越えてCO2分子を放出した。CO2は,また,酸化リチウムによって吸着されてLi2CO3を形成し,これはグラフェン骨格上に強固に結合した。GOが部分的に還元された後,CO2の吸着は,エネルギー障壁無しでLi2CO3の形で酸素原子Oを除去した。この反応機構は,種々の還元剤を用いた際のGO還元反応の性質をさらに理解し,そして新しい効率的なGO還元剤の探索に有用である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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無触媒反応一般  ,  界面化学一般 
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