文献
J-GLOBAL ID:201502288599085206   整理番号:13A1715714

ST13(増殖調節因子)は結腸直腸癌細胞系統の発展と移動を阻害する

ST13,a proliferation regulator,inhibits growth and migration of colorectal cancer cell lines
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号: 11  ページ: 884-893  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1572A  ISSN: 1673-1581  CODEN: JZUSAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景と目的】ST13はHSP70相互作用蛋白質(HIP)を符号化する遺伝子である。以前の研究は,ST13mRNAと蛋白質レベルが隣接の正常生体組織と比較して結腸直腸癌(CRC)生体組織において下方制御されることを示した。本研究は,CRC細胞の増殖と移動におけるST13の役割に狙いを定めた。【方法】種々のCRC細胞系統におけるST13の転写体レベルを,定量的逆転写酵素・ポリメラーゼ連鎖反応(qRT-PCR法)によって評価した。ST13過剰発現とST13ノックダウンCRC細胞を,レンチウイルス形質導入によってそれぞれ造り,3-[4,5-ジメチルチアゾール-2-イル]-2,5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド(MTT)分析,板群体形成,細胞周期分析と移動分析に続き,in vitro増殖と移動に及ぼすST13の影響を評価した。さらに,マウス異種移植片研究を実行し,ST13ノックダウンCRC細胞のin vivo造腫瘍性を試験した。【結果】CRC細胞におけるST13のレンチウイルス媒介過剰発現は,in vitro細胞増殖,群体形成と細胞移動を阻害した。対照的に,CRC細胞におけるレンチウイルスベースの低分子ヘアピン型RNA(shRNA)干渉によるST13のダウンレギュレーションは,in vitro細胞増殖とクローニング効率を著しく増加した。加えて,ST13発現のダウンレギュレーションは,in vivo CRC細胞の造腫瘍性を著しく増加した。【結語】ST13遺伝子は,CRCにおける腫瘍成長を阻害して,細胞移動に影響する増殖調節因子であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る