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J-GLOBAL ID:201502288633744184   整理番号:15A0706037

拮抗作用のin vitro評価における溶存有機炭素の関係の理解: エストロゲン受容体分析での事例

Understanding the implications of dissolved organic carbon when assessing antagonism in vitro: An example with an estrogen receptor assay
著者 (6件):
資料名:
巻: 135  ページ: 341-346  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エストロゲン活性と抗エストロゲン活性が水試料で観察されている。試料濃縮時に共抽出される溶存有機炭素(DOC)が見掛けの拮抗作用に寄与することを示唆する研究がある。DOCはエストロゲン受容体(ER)作用薬17β-エストラジオールへの高い吸着容量を有し,これが拮抗薬試験モードでの利用可能な17β-エストラジオール濃縮を低減し,見掛けの拮抗作用を示すことがある。この研究では,ERレポーター遺伝子アッセイでの拮抗作用を評価する場合にDOCの影響を定量した。DOCの存在は,17β-エストラジオール濃縮効果曲線を高濃側へシフトし,名目EC50値を~0.3logユニット増加させた。しかし,このシフトは濃縮効果曲線の繰り返し測定と関係する通常の変動性以内であった。このシフトはDOC自身が拮抗薬である,あるいはDOCが蛍光測定で妨害するためではなく,DOCが17β-エストラジオールのバイオアベイラビリティを低下させるためであった。これを実験でのDOC-水分配係数(KDOC)を用いるDOC吸着補正17β-エストラジオール濃度のモデリングによって示した。17β-エストラジオール濃縮効果曲線でのシフトは小さいが,DOCへの17β-エストラジオールの吸着が拮抗作用の評価に影響した。EC50作動薬濃縮でのモデリングと実験の結果は,濃縮でのDOCは拮抗作用として分類されるレベルでの作動薬の抑制を起こす水試料で共抽出した値と類似することを示した。抑制はEC80作動薬濃縮で強めることがなく,従ってこれは表面水と廃水等のDOC富化試料の拮抗作用評価に推奨される。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  水質調査測定一般 
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