文献
J-GLOBAL ID:201502289013078482   整理番号:15A0357639

グルコース濃度とストレプトマイシンはin vitroでの筋肉の機能及び代謝作用を変える

Glucose Concentration and Streptomycin Alter In Vitro Muscle Function and Metabolism
著者 (2件):
資料名:
巻: 230  号:ページ: 1226-1234  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細胞培養の条件は実験室間で変わりえる。細胞培養の条件を2D細胞培養向けに最適化した。本研究で工学的に操作した筋肉をストレプトマイシンの不在もしくは存在下(+S),5.5mM濃度の低グルコース(LG)又は25mM濃度の高グルコース(HG)中で培養し,C2C12組織工学的操作筋肉の機能および代謝に対する影響を測定した。分化誘導の2週間後にストレプトマイシン(3倍)とLG(0.5倍)を添加した培地では著しく力発生が減少した。LGとストレプトマイシンの両方またはいずれか一方を用いると,力-収縮頻度曲線を上方と同時に左方移動させ,最大張力に達するまでの時間と半弛緩時間が減少した。収縮の動的特性の変化にもかかわらず,ミオシンアイソフォームの変化はみられなかった。その代わりとして収縮の動的特性変化により,トロポニンアイソフォーム,カルシウム調節蛋白質(CSQとパルブアルブミン),カルシウム取り込み蛋白質(SERCA)の変化が予測された。LGとストレプトマイシンの両方またはいずれか一方を含む培養でミトコンドリア酵素(SDH,ATP合成酵素,及びチトクロームC)の変化はみられなかったが疲労抵抗が向上した。しかし,LGはβ酸化酵素(LCADとVLCAD),及び脂肪酸トランスポータ(CPT-1)を増加し,脂肪酸化に高い能力を示した。対照的にHGは,GLUT4含量と糖分解酵素PFKを増やし,糖分解性の表現型がより高まったことを示した。これらの研究結果よりストレプトマイシンは力発生に対して悪影響を与えることが示され,またグルコースがカルシウム制御及び代謝蛋白質の変化を経由して工学的に操作した筋肉の表現型を変えるために利用できることが示唆された。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
筋肉  ,  動物の代謝と栄養一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る