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J-GLOBAL ID:201502289084258449   整理番号:15A0399802

窒化ポテンシャル制御したガス窒化処理による低合金鋼の化合物層相構造制御

著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1-2  発行年: 2015年02月28日 
JST資料番号: G0963A  ISSN: 0288-0490  CODEN: NESHDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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窒化ポテンシャル制御(以下Kn制御と呼ぶ)したガス窒化処理は,表面の鉄窒化物層および内部の窒素拡散層の二つの硬化層を利用して耐摩耗性,耐疲労特性および耐食性を向上させたもので,自動車などの機械部品に適用されている。SCM435鋼にKn制御および二段窒化法で形成した化合物層相構造と疲労強度の事例を紹介する。窒化処理条件580°C-2hの下で,(1)Kn=0.3では,表面に10μmのγ′相,内部にγ′相とε相の混相が,(2)Kn=1.2では,表面に20μmのε相,内部もε相が,(3)15minの500°Cへの冷却中にKn=0.3に保持した2段窒化法の場合,表面に20μmのγ′相,内部にγ′相とε相の混相が,それぞれ形成される。これらの拡散層の硬さおよび残留応力分布は同じであり,15%疲労限はε相よりγ′相が高く,γ′相の薄い方が疲労限が高く,106未満の時間強度では,二段窒化材の方が高い。今後,Kn制御設備の普及によりさらなる鋼の高機能化が期待される。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
表面硬化熱処理  ,  変態組織,加工組織 

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