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J-GLOBAL ID：201502289162584340   整理番号：15A0546403

SSH辞書攻撃検出に向けたユーザ認証法を特定する新方式

A New Approach to Identify User Authentication Methods toward SSH Dictionary Attack Detection

著者 (3件)： SATOH Akihiro (Kyushu Inst. of Technol.) ,  NAKAMURA Yutaka (Kyushu Inst. of Technol.) ,  IKENAGA Takeshi (Kyushu Inst. of Technol.)
資料名： IEICE Transactions on Information and Systems (Web)  (IEICE Transactions on Information and Systems (Web))
巻： E98.D  号： 4  ページ： 760-768 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0469A  ISSN： 1745-1361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SSH辞書に対する辞書攻撃は共通のセキュリティ脅威である。遠隔ログイン・ファイル転送・TCP/IPフォワーディングの接続は攻撃による接続とは明白に異なるため,多くの方式はSSH辞書攻撃の検出をネットワークトラヒックに依存する。しかし,これら方式は,相互の類似性故に自動運用タスクによる接続を攻撃によるものとして間違って判断する。本論文では,SSH接続におけるユーザ認証法を特定し,非キーストロークベース認証を用いる接続を除去する新方式を提案した。これは2つの展望:(1)SSH辞書攻撃はキーストロークベース認証を付与するホストを目標にする,(2)SSHによる自動タスクは非キーストロークベース認証を支持する必要がある,に基づく。キーストロークベース認証は人間により入力された文字列に依存するが,対照的に,非キーストロークベース認証は文字列以外の情報に依存する。4つのキャンパスネットワーク縁辺部で実ネットワークトラヒックについて実験を行い,提案方式の有効性を評価した。その結果,僅かな誤差で高い識別精度を付与することを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *暗号 ,  *認証 ,  辞書 ,  *データフロー解析 ,  *計算機網 ,  プロトコル ,  パケット交換 ,  性能評価 ,  データ保護 ,  バイオメトリクス ,  キーボード ,  識別関数
準シソーラス用語： SSH ,  キーストローク認証 ,  ネットワーク運用管理 ,  ユーザ認証 ,  暗号攻撃

分類 (3件)： 符号理論  (ND02030R) ,  データ保護  (JD01020V) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (35件)：

• [1] T. Ylonen, “SSH: Secure login connections over the Internet,” Proc. 6th Conference on USENIX Security Symposium, Focusing on Applications of Cryptography, vol.6, 1996.
• [2] Net-SSH-Expect, http://www.cpan.org/
• [3] J. Ouellette, “Paranoid penguin: Managing SSH for scripts and cron jobs,” Linux Journal, no.137, 2005.
• [4] R. Strubinger, “Shell scripting: A homegrown backup solution utilizing RSA keys, SSH, and tar,” J. Sys. Admin., vol.11, no.4, pp.37-38, 2002.
• [5] C. Rapier and B. Bennett, “High speed bulk data transfer using the SSH protocol,” Proc. 15th ACM Mardi Gras Conference, no.11, pp.1-7, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： SSH ,  辞書 ,  攻撃 ,  ユーザ認証