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J-GLOBAL ID：201502289180313140   整理番号：15A0422013

メートル原器の今昔

著者 (1件)： 平井亜紀子 (産業技術総合研 計測標準研究部門)
資料名： 計量史研究  (Bulletin of the Society of Historical Metrology, Japan)
巻： 37  号： 1  ページ： 1-5  発行年： 2015年03月10日 
JST資料番号： L3457A  ISSN： 0286-7214  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本のメートル原器及びその歴史について述べた。日本のメートル原器は,日本のメートル条約加盟に伴い,フランスの国際度量衡局からキログラム原器とともに配布され,1891(明治24)年から1960(昭和35)年まで,日本の長さの国家標準であった。日本のメートル原器と関係原器は,尺や貫など,それまで日本で使われてきていた単位による度量衡の精度を国際的なメートル法に準拠させ,近代日本が,欧米の学問や技術を導入していく中で重要な役割を果たした。メートル法の採用は,その後の日本の工業化・産業発展に大きく貢献した。

シソーラス用語： *標準器 ,  *日本 ,  *メートル法 ,  重量 ,  体積 ,  *長さ ,  *国家規格 ,  変化 ,  工業化 ,  科学史
準シソーラス用語： *メートル原器 ,  欧米化 ,  *国家標準 ,  度量衡

分類 (2件)： 単位,標準,標準器,定数  (AD03000E) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (2件)：

• 吉森秀明:メートル原器の歴史-日本のメートル原器は今-、計量管理 53-3、(2003) 40~48頁
• 小泉袈裟勝:度量衡の歴史、コロナ社、東京、(1961) (非売品、中央計量検定所50年史付録)

タイトルに関連する用語 (1件)： メートル原器