文献
J-GLOBAL ID:201502289205261310   整理番号:15A0490411

高酸化活性マンガンポルフィリン錯体によるバイオマス分解の解析

著者 (4件):
資料名:
巻: 65th  ページ: ROMBUNNO.L18-02-1400  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高選択的なリグニン分解反応は木質系バイオマスの化学資源化に有用である。木質系バイオマスを構成するリグニンと多糖類の大きな違いは,芳香族性であり,大環状のπ共役系を有するポルフィリン錯体を触媒とする反応系は高選択的なリグニン分解を実現する可能性がある。これまで,ポルフィリン錯体によるリグニン分解の報告はあるが,そのバイオマスに対する分解挙動は,未解明な部分が多い。本研究では,高い酸化活性を有するマンガンポルフィン錯体を用いたバイオマス分解を,二次元NMRやMSで解析した。その結果,Manganese(III)tetrakis(N-methyl-4-pyridyl)porphyrin pentaacetateが非フェノール性リグニンモデルダイマーに対する高い分解能をもつことを見出した。また,この錯体を用いて木粉を分解したところ,H2O2存在下,130°C,30minの条件において,リグニンが除去され多糖類が不溶性残滓として残ることをHSQC NMRにより示した。現在,反応条件の最適化とより高活性な新規ポルフィリン錯体の合成をおこなっている。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学  ,  パルプ廃液とその利用 

前のページに戻る