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J-GLOBAL ID:201502289215542326   整理番号:15A0697931

低い強磁性体ナノ粒子含有量のカーボンナノチューブマトリックス中のコヒーレント磁気異方性の現れ

Manifestation of coherent magnetic anisotropy in a carbon nanotube matrix with low ferromagnetic nanoparticle content
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号: Feb  ページ: 023073 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7017A  ISSN: 1367-2630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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磁気媒質の影響によって,強磁性ナノ粒子(NP)間に特異な相互作用が生じる。この分野の研究の大部分は磁気異方性と交換結合との相互作用の分析が関係している。平均粒子間距離を大きくすると,ランダム磁気異方性が支配的な役割を果たすようになる。ここでは,低い強磁性NP含有量のカーボンナノチューブ(CNT)マトリックス中の粒子間相互作用を調べた。試料は浮遊する触媒化学蒸着により合成した。いくらか臨界的なNP濃度以下で,NPがCNT内部でのみインターカレートされるとき,低温で最大150nmまで広がった磁気秩序が著者らの試料に存在した。磁気異方性軸の相関関数を分析して,この広がった秩序はランダム異方性が原因であるばかりでなく,コヒーレント磁気異方性にも伴っており,CNTアラインメントにより強化されることを示した。温度が上昇すると,広がった磁気秩序は失われる。臨界NP濃度以上で,NPが内側CNTチャネルばかりでなく外側CNTにインターカレートし始めるとき,コヒーレント異方性は弱くなり,全温度領域で交換結合が支配的になる。飽和への近づき方に関する一般的な表式を使って,様々な相関関数と関係付け,これら様々な相関関数はCNT内部の粒子間相互作用の特異性を反映していることを示した。さらに,交換場,ランダム異方性やコヒーレント異方性の局所磁場,そして温度・NP濃度依存性のような重要なマイクロマグネティックパラメータを抽出できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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磁気異方性・磁気機械効果一般 
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