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J-GLOBAL ID:201502289547333356   整理番号:15A0649100

in vitroとin vivoにおける細胞増殖の抑制を通したヒト大腸腫瘍に対するホルモノネチンの抗増殖効果

Antiproliferative effects of formononetin on human colorectal cancer via suppressing cell growth in vitro and in vivo
著者 (12件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 912-917  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホルモノネチン(FT)は赤色クローバー(Trifolium pratense L)から単離される自然の植物エストロゲンである。増殖実験の結果in vitroではFT仲介性の腫瘍の細胞停止が見られる。しかし大腸腫瘍に対するFTの詳細な検討は残されている。本研究ではFTの効果の可能性を知り,作用機構を議論することを目的とした。FT投与のヒト大腸腫瘍細胞(RKO細胞系列)について遺伝子/蛋白質レギュレーターの内因性発現の変化を分析した。準備したRKO腫瘍を持つヌードマウスを用い,FT処理により影響される標的シグナル伝達経路の評価を行った。対照試料と比較して,FTはRKO細胞の増殖を阻害し,アポトーシスを誘導した。一方,FTはBax mRNA発現を上昇制御し,Bcl-2蛋白質発現とERK1/2リン酸化レベルを低下した。さらにFTは腫瘍を持つヌードマウスのIL-6,PGD2の血清濃度を低下した。FTはヌードマウスにおいて新生TNF-αとNF-κB生産を低下させることにより固形腫瘍の増殖を阻害した。我々の結果はヒト大腸腫瘍細胞においてFTがアポトーシスを誘導し,細胞増殖と関連するBax/Bcl-2活性を調整しERK経路を不活性化すると共に,細胞増殖を調節するTNF-α/NFκB経路を阻害するという分子機構があることを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  植物の生化学 
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