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J-GLOBAL ID:201502289591294481   整理番号:15A0602566

焼入れFeCrNi合金における空格子点型欠陥の熱発展

Thermal evolution of vacancy-type defects in quenched FeCrNi alloys
著者 (9件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 1431-1435  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0256C  ISSN: 0947-8396  CODEN: APHYCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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陽電子消滅法を介して,焼入れFeCrNi合金及びSUS316における空格子点型欠陥に及ぼすアイソクロンアニーリングの効果を調べた。523Kまではアニーリング温度の増大と共に空格子点型欠陥が集群して成長し,FeCrNi合金ではそれ以上の温度増大と共に徐々に消滅した。消滅温度はMo及び非金属元素の添加に対して比較的不感性で,673Kでのアニーリング後は空格子点型欠陥は消滅し,転位型欠陥がすべての合金で形成された。その上,Mo-空格子点複合体の形成のため,Mo希釈FeCrNiモデル合金における欠陥密度は,FeCrNiモデル合金におけるより低かった。市販ステンレス鋼SUS316における空格子点型欠陥の長い寿命は,欠陥移動度の非金属元素誘起変化のため,FeCrNiモデル合金におけるより小さかった。更に,空格子点型及び転位型欠陥は,全アニーリング処理中の陽電子消滅のS及びWパラメータに寄与した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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熱処理技術  ,  陽電子消滅 
タイトルに関連する用語 (4件):
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