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J-GLOBAL ID:201502289711689434   整理番号:15A0444723

架橋した生分解可能なポリエステルからのサリチル酸の長期持続放出は減少した異物応答を誘導する

Long-Term Sustained Release of Salicylic Acid from Cross-Linked Biodegradable Polyester Induces a Reduced Foreign Body Response in Mice
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 636-649  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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架橋ポリエステルのオリゴマー形成によるエステル結合加水分解を介したサリチル酸放出の影響を検討した。サリチル酸放出ポリエステル(SAP)皮下移植マウスはポリ(乳酸-コ-グリコール酸)(PLGA)共重合体移植と生存率に差はなく,フーリエ変換赤外スペクトルでマンニトール-サリチル酸アリルエステル結合破壊を示した。示差熱量測定では移植,非移植でガラス化遷移温度に差はなく,移植期間による変化もなかった。走査電子顕微鏡像では移植2週でSAP表面が粗くなり,4週で粗さが増加したが,16週ではなくなり,小さい微小穴ができていた。PLGAは全体的に侵されていた。周囲組織-SAP界面の組織像ではPLGAよりも数が少ない炎症細胞が存在したが,4週で増加,16週で減少した。マクロファージや異物巨細胞の存在で異物応答を示し,2週では多かったが,16週で減少し,PLGAと同程度になった。コラーゲン密度はSAP周囲でPLGAよりも少なく,SAP移植組織は均一に分布した細胞を伴う1層のコラーゲン層を示した。腫瘍壊死因子αは移植後の期間につれて減少したが,インターロイキン-1βは変化しなかった。SAPからリン酸緩衝塩溶液へのサリチル酸放出は経時的に増加し,傾きは7日まで急だったが,次第に減少し,17か月まで一定となった。
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分類 (2件):
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製剤一般  ,  ポリエステル,アルキド 
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