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J-GLOBAL ID：201502289767494474   整理番号：15A0475140

膜圧濾過による脱液と洗浄によるボーキサイト残渣の乾燥ケーキの安全な処分

Enabling safe dry cake disposal of bauxite residue by deliquoring and washing with a membrane filter press

著者 (5件)： KINNARINEN Teemu (Lappeenranta Univ. Technol., Lappeenranta, FIN) ,  LUBIENIECKI Boguslaw (LBX Consulting, ul. Poland) ,  HOLLIDAY Lloyd (Outotec (Filters) Oy, GBR) ,  HELSTO Jaakko-Juhani (Outotec (Filters) Oy, Riihitontuntie, FIN) ,  HAEKKINEN Antti (Lappeenranta Univ. Technol., Lappeenranta, FIN)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 33  号： 3  ページ： 258-266  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ボーキサイト残渣(赤泥)はボーキサイト鉱石からのアルミナの生産で発生する汚染物質である。環境問題と将来の再利用を考慮すると,乾燥ケーキの処分はボーキサイト残渣処分に好適な方法である。乾燥ケーキ処分を経済的な方法で実施するために,残渣の脱液を効率的に行う必要がある。同時に,固体中に含まれるソーダの量を最小とするために,得られた固体の洗浄も重要である。本論文ではボーキサイト残渣の脱液と洗浄へ影響を与える重要な変数の検出を目的とし,水平の膜圧濾器を実施するとともに,最適な洗浄条件を決定した。実験ではボーキサイト残渣であるスラリーを工業プロセスから入手し,洗浄無し(濾過,圧縮,乾燥),チャネル洗浄(濾過,洗浄,圧縮,乾燥),古典的洗浄(濾過,圧縮,洗浄,圧縮,乾燥)の3種類のプロセスの評価を実施した。洗浄された固体の特性(アルカリとアルミニウム含有量,洗浄用の液体の消費量)を考慮して,前記2種類の洗浄方法(チャネル洗浄と古典的洗浄)に関する試験規模の実験で得られた結果を評価し,以下の結論を得た。水平の膜圧濾過でケーキ洗浄を実施し,洗浄を行わない場合あるいは古典的な真空濾過と比較して,アルカリとアルミニウムの回収で大幅な改善を実現した。

シソーラス用語： ボーキサイト ,  残留物 ,  加圧濾過 ,  *膜濾過 ,  スラッジ ,  *赤泥 ,  洗浄 ,  脱水 ,  スラリー ,  濾過 ,  圧縮 ,  乾燥 ,  資源回収 ,  汚泥
準シソーラス用語： 乾燥ケーキ

分類 (3件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  廃石処理一般  (UA08010J) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 圧 ,  濾過 ,  液 ,  洗浄 ,  ボーキサイト残渣 ,  ケーキ