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J-GLOBAL ID:201502289866209919   整理番号:15A0620319

キャベツ(Brassica oleracea L.)でのコナガに対する部分耐性の量的形質遺伝子座マッピング

Quantitative trait loci mapping of partial resistance to Diamondback moth in cabbage (Brassica oleracea L)
著者 (15件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1209-1218  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キャベツでのコナガ昆虫に対する耐性は量的特性での多数の二次的遺伝子座による調節がされており,DBM部分耐性キャベツ品種を開発するマーカー利用育種計画には最低4個の遺伝子座を組み込む必要がある。コナガ(DBM)Plutella xylostella(L.)は世界中のアブラナ科植物に感染する最も破壊的な昆虫である。初期の研究ではキャベツの光沢がある葉がその昆虫に対する耐性と関連があることが報告されていた。処が現在までに,DBM耐性の遺伝の詳細な検討はされておらず,その形質に対する量的形質遺伝子座(QTL)/遺伝子マッピングは報告されていない。ここでは,DBM部分耐性で葉に光沢があるキャベツ(748)と感受性で滑らかなキャベツ系統(747)との交雑による無作為に選抜分離したF3188体の個体群によるDBM耐性形質QTLのマッピングを報告した。継続4年(2008~2011年)間のDMB感染に関する表現型データによるQTLマッピングから5種類の連鎖グループ上の全8個のQTLが検出され,DMB耐性が量的性質であることが分かった。それらQTLの内の4個のQTL,即ちLG1上のqDbm1,LG7上のqDbm5とqDbm6およびLG9上のqDbm8が異なる試験と年で検出された。LG7上のqDbm6のQTLは3年間にわたって継続検出された。LG9上のqDmb8QTLに対して緊密に関連する分子マーカーを開発し,それをマーカー利用育種計画で活用できた。この検では,希望するDBM耐性品種の育種にはそれら4種類の遺伝子座を考慮に入れなければならないことを示した。更に比較検討により.DBM耐性QTLは近縁種モデル植物のArabidopsis thalianaとBrassica oleraceaゲノムの間で保存されていることが明らかになった。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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野菜  ,  異種生物間相互作用  ,  植物生理学一般  ,  遺伝子の構造と化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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