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J-GLOBAL ID：201502289893195822   整理番号：15A0698289

水和物分解の過程でのメタンナノバブルの形成とその水和物成長への影響

Formation of methane nano-bubbles during hydrate decomposition and their effect on hydrate growth

著者 (4件)： BAGHERZADEH S. Alireza (Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, British Columbia V6T1Z3, CAN) ,  ALAVI Saman (Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, British Columbia V6T1Z3, CAN) ,  RIPMEESTER John (Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, British Columbia V6T1Z3, CAN) ,  ENGLEZOS Peter (Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, British Columbia V6T1Z3, CAN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 21  ページ： 214701-214701-8  発行年： 2015年06月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションを実行して,水とメタンガス貯留が存在する場合の,メタン水和物分解の過程でのメタンナノバブル形成に関する条件を調べた。水和物分解は,メタンの液体相への迅速な放出をもたらし,それによってメタンの超飽和が起こる。液相からのメタン分子の拡散が十分に速くない場合には,メタン分子は凝集しバブルを形成する。今回のシミュレーションの条件下で,メタンに富む擬球状バブルが成長し,~11 Åの半径の円筒になる。そのナノバブルは約35 nsの間安定に留まり,その後,液相の中で徐々に均一に分散し,最終的にシミュレーションボックス中に最初に作ったガス相の溜めに入っていく。水中に溶解したメタンがナノバブルを形成する最小のモル分画は0.044と定量した。これは,水和物相組成の約30%(0.148)に対応する。メタン水和物形成,成長,および解離の機構に対するナノバブル形成の重要性を検討した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *水和物 ,  *気泡 ,  計算機シミュレーション ,  水 ,  過飽和 ,  ガス拡散法 ,  凝集 ,  アルカン ,  分子動力学シミュレーション ,  *ウルトラファインバブル ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *ナノバブル ,  超飽和 ,  ガス拡散

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (6件)： 水和物 ,  分解 ,  過程 ,  メタン ,  ナノバブル ,  成長