文献

J-GLOBAL ID：201502290015006207   整理番号：15A0427316

社会性ライフサイクルアセスメント指標の研究動向

著者 (2件)： 高橋和枝 (武蔵野大 環境) ,  佐々木重邦 (武蔵野大 環境)
資料名： 武蔵野大学環境研究所紀要  (Bulletin of Musashino University. Institute of Environmental Sciences)
号： 4  ページ： 63-73  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L8104B  ISSN： 2186-6422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ライフサイクルアセスメント(LCA)の影響領域を,経済・社会にまで拡大した,社会性LCAの指標に関して,国内外の研究動向等について報告し,社会性LCA指標を用いて評価を行う上での課題と,期待される指標の条件について述べた。文献調査を行った結果,2000年~2014年の間で41件の文献が抽出され,LCAの経済・社会への拡大が加速していることがわかった。様々な社会性LCA指標が広く使われており,代表的な例として,情報通信サービスを導入した際の社会への影響を,トリプルボトムラインの観点から多面的かつ定量的に評価し,サービスや製品の開発にフィードバックすることを目的とした,GSF指標が挙げられた。持続可能な社会の構築を進めるうえで,社会性LCA指標は道標となることが期待され,今後,環境LCAのように,指標の国際標準化,ツールの開発,ならびに,公開データの拡充が必要であると考えられた。

シソーラス用語： *ライフサイクルアセスメント ,  *指標 ,  文献調査 ,  通信 ,  評価基準 ,  *評価 ,  フィードバック ,  社会 ,  標準化 ,  情報通信 ,  *評価指標 ,  研究開発動向 ,  循環型社会 ,  改変
準シソーラス用語： GSF指標 ,  トリプル・ボトムライン ,  研究動向 ,  国際標準化 ,  持続可能な社会 ,  *社会性ライフサイクルアセスメント ,  多面的評価 ,  定量的評価

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 社会 ,  ライフサイクルアセスメント ,  指標 ,  研究 ,  動向