抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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当面は自動車用エネルギーの主力であり続けるとみられる石油を中心に,天然ガスとバイオ燃料も取り上げ,それらの供給を巡る国際情勢を概観し,日本の自動車用エネルギー供給の課題を考察した。石油資源については,世界には開発可能な石油が多く残されており,当面の供給に支障はないと考えられている。2011年頃からおよそ4年間にわたって続いてきた$100/bbl前後の価格は,今大きく値下がりしている。原油価格の低下は産油国経済にダメージを与える。産油国も経済発展できるような水準にある方が,世界全体では持続的な発展が期待できる。アメリカにおけるシェールガス増産の影響が世界に広がろうとしており,LNG需給が緩和し,原油価格も低下している現在は,LNG価格のプレミアムが急減している。バイオ燃料は,自動車用燃料として天然ガスよりも多く使用されている。