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J-GLOBAL ID:201502290246100494   整理番号:15A0587959

シスプラチン誘導急性腎損傷の病態生理学

Pathophysiology of Cisplatin-Induced Acute Kidney Injury
著者 (2件):
資料名:
巻: 2014  号: Nephrology  ページ: 967826 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シスプラチンと他のプラチナ誘導体は,卵巣,頭頸部と精巣の胚細胞腫瘍を含む固形腫瘍治療に最も広く使われる化学療法剤である。シスプラチン投与による既知の合併症は急性腎損傷(AKI)である。シスプラチンの腎毒性効果は累積,用量依存的であり,多くの場合用量低減または投薬停止を必要とする。AKIの再発エピソードは慢性腎疾患を結果とする可能性がある。シスプラチン誘導AKIの病態生理学は腎臓において近位尿細管傷害,酸化ストレス,炎症や血管損傷に関与する。近位尿細管では急性尿細管壊死,更にはアポトーシスが優勢である。腎臓において複数の炎症誘発サイトカイン活性化と炎症細胞浸潤が存在する。炎症誘発サイトカインTNF-αまたはIL-33の阻害あるいはCD4+T細胞またはマスト細胞の枯渇はシスプラチン誘導AKIを防御する。また,シスプラチンは内皮細胞傷害も引き起こす。シスプラチン誘導AKI病因論の理解は,AKIを防止し,用量低下または退薬の必要性を少なくして患者罹患率と死亡率を減少させる補助的療法の開発に重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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腫ようの薬物療法  ,  泌尿生殖器の疾患  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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