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J-GLOBAL ID：201502290268252182   整理番号：15A0173819

地中熱利用ヒートポンプ空調システムの省エネ対策~ハードとソフトの複合技術でGSHPの高効率化を実現~

著者 (6件)： 勝俣盛 (川田テクノロジーズ 技研) ,  畠中真一 (川田テクノロジーズ 技研) ,  越後滋 (川田テクノロジーズ 技研) ,  串田勝治 (川田工業) ,  伊藤一英 (川田工業) ,  小神野東賢 (川田工業)
資料名： 川田技報(CD-ROM)  (Kawada Technical Report (CD-ROM))
巻： 34  ページ： ROMBUNNO.ROMBUN.HOKOKU,KATSUMATA  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： L2423B  ISSN： 2433-6068  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 川田工業では,2009年より地中熱利用技術の開発に取り組み,2010年秋に,富山本社事務所棟に地下水を熱源としたヒートポンプ空調システムを導入した。従来,この地下水は雑用水や消雪などに利用してきたが,井戸の適正揚水量に対して余剰が認められたため,空調の熱源に利用したものである。本システムは,既存設備を流用することでイニシャルコストを大幅に抑えることができた。しかし,一般的なオープンループ方式に比較して,エネルギー消費効率が低く,当初より様々な問題点が指摘されてきた。また,熱源水使用にあたり,揚水ポンプの発動停止を直接コントロールできないなど,いくつかの制限があった。これらの課題に対して,機器構成の見直しと計装による制御で高効率化を実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： 富山県 ,  事務所建築 ,  *空調システム ,  *ヒートポンプ ,  *地下水 ,  *効率化 ,  熱交換器 ,  用途別ポンプ ,  シーケンス制御
準シソーラス用語： *ヒートポンプ空調システム ,  循環ポンプ

分類 (2件)： ヒートポンプ  (PC03020M) ,  地下水流  (RC10060Q)

引用文献 (8件)：

• 川田工業(株):川田工業(株)富山本社における地中熱利用ヒートポンプ空調システム実証試験報告書,環境省,実証番号052-1101,2012.
• 北海道大学地中熱利用システム工学講座:地中熱ヒートポンプシステム,オーム社,2007.
• (財)省エネルギーセンター:省エネチューニングマニュアル,業務用ビルの省エネルギー対策推進事業,2008.3.
• 住吉:熱源インバータ制御を用いた空調システムの最適運用に関する研究,九州大学修士論文,2002.
• 久良知:熱源インバータ制御による省エネルギー効果に関する研究,九州大学修士論文,2003.

タイトルに関連する用語 (7件)： 地中熱利用 ,  ヒートポンプ ,  空調システム ,  省エネ対策 ,  ソフト ,  複合技術 ,  高効率化