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J-GLOBAL ID：201502290414312290   整理番号：15A0273788

織物炭素繊維複合材料/形状記憶高分子ハイブリッド積層梁の曲げ剛性の変化

Flexural stiffness variations of woven carbon fiber composite/shape memory polymer hybrid layered beams

著者 (3件)： TAKEDA Tomo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHINDO Yasuhide (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NARITA Fumio (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 49  号： 2  ページ： 209-216  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,織物炭素繊維強化高分子(CFRP)複合材料と形状記憶高分子(SMP)を積層したハイブリッド梁における,曲げ剛性の制御性を明らかにすることである。そこで,CFRP/SMP/CFRPの三層構造の片持梁を作成し,CFRP層の電気抵抗加熱によりSMP層の温度を制御し,梁の曲げ剛性の温度依存性を評価した。この結果,SMP層の温度は制御可能であり,これにより,梁の曲げ剛性も制御できることがわかった。すなわち,温度上昇により,曲げ剛性は顕著に低下した。これは,SMPのガラス状態からゴム状態への転移に対応している。SMP層を厚くした梁では,薄い梁より,大きな剛性変化が得られた。さらに,有限要素法を用いた曲げ剛性変化の予測を行ない,実験結果とよく一致する結果を得た。

シソーラス用語： 積層板 ,  機能性高分子 ,  重合体 ,  *曲げ剛性 ,  *可制御性 ,  抵抗加熱 ,  温度依存性 ,  ガラス状態 ,  ゴム弾性 ,  ガラス転移 ,  有限要素法 ,  片持梁 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  形状記憶ポリマ ,  CFRP積層板
準シソーラス用語： 形状記憶高分子 ,  炭素繊維強化ポリマー積層板

分類 (1件)： ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 織物 ,  炭素繊維 ,  複合材料 ,  形状記憶高分子 ,  積層梁 ,  曲げ剛性