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J-GLOBAL ID:201502290425685187   整理番号:15A0741465

池で繁殖する両生類における個体群統計学へ生息地適性を関連づける

Linking habitat suitability to demography in a pond-breeding amphibian
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号: May  ページ: 12:9 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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序文:生息地特性と個体数パラメータとの間の関連性を解明することは,効果的な保全のために重要である。生息地適性指数(HSI)モデルが野生動物管理および保全実践において頻繁に使用され,それらが種の発生,存在度および個体群統計を予測することを想定する。しかし,生存性や生殖性といった生命維持率と生息地適性との間の関連性は,ほとんど評価されていない。本研究で著者らは,HSIが占有,生殖および生存確率を予測するかどうかをテストするために,池の占有と標識付加-再捕獲データを使用した。著者らのモデル種は,欧州生息地指令(Europian Habitats Directive)の保護下にある池繁殖性両生類キタクシイモリ(Triturus cristatus)である。結果:著者らの結果は,HSIと繁殖確率との間で正の相関を示す一方で,池の占有率と生存確率がHSIと関連しないことを示す。死亡率は,成体イモリの陸生相の期間中よりも,イモリが池の中にいる繁殖シーズン中に高くなることが見出された。結論:生息地適性モデルは,ますます野生動物管理および保全実践に適用されるようになる。著者らは,HSIモデルが発生または生存性よりも,むしろ繁殖確率を予測したことを発見した。もしHSIモデルが単なる種の発生よりもむしろ繁殖個体群を示すのであれば,それらは保存のために優先度の高い生息地を特定するために使用可能である。将来のHSIモデルは,存在/非存在データよりもむしろ繁殖個体群vs.非繁殖個体群のモデル化により改善される可能性がある。しかし,著者らの結果によれば,最適生息地は,個体群統計学パフォーマンスが最適である生息地を必要としない。著者らは,HSIモデルが生息地適性,個体群統計学,およびその結果である個体群生存能力との間を直接的にはリンクしない可能性があることから,保全実行者はHSIモデルを慎重に使用することを推奨する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  個体群生態学 

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