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J-GLOBAL ID：201502290501113422   整理番号：15A0636461

新しい四配位幾何指数,τ_δを持つニッケル(0)テトラカルベンの合成と構造研究

Synthesis and Structural Studies of Nickel(0) Tetracarbene Complexes with the Introduction of a New Four-Coordinate Geometric Index, τ_δ

著者 (4件)： REINEKE Mark H. (Univ. California, California, USA) ,  SAMPSON Matthew D. (Univ. California, California, USA) ,  RHEINGOLD Arnold L. (Univ. California, California, USA) ,  KUBIAK Clifford P. (Univ. California, California, USA)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 54  号： 7  ページ： 3211-3217  発行年： 2015年04月06日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビス(1,1′-メチレン-3,3′′-ジイミダゾール-1,1′-2,2′-ジイリデン)ニッケル(II)およびビス(1,1′-メチレン-3,3′-ジベンズイミダゾール-1,1′-2,2′-ジイリデン)ニッケル(II)の二電子還元により,ニッケル(0)テトラカルベン錯体が得られ,単結晶X線回折により結晶構造を明らかにした。その結果,錯体は新しい幾何指数,τ_δを持つことがわかった。またサイクリックボルタンメトリー,紫外可視吸収スペクトル,陽子磁気共鳴,炭素13NMRによりキャラクタライズし,密度汎関数法計算により電子構造について検討した。錯体は,Nip_zベースのHOMOと配位子ベースのLUMOを持ち,MLCT吸収バンドを有することがわかった。

シソーラス用語： *ニッケル錯体 ,  *カルベン錯体 ,  X線回折 ,  還元 ,  *結晶構造 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  密度汎関数法 ,  HOMO ,  *電子構造 ,  LUMO ,  MLCT遷移 ,  サイクリックボルタンメトリー
準シソーラス用語： 二電子還元 ,  単結晶X線回折

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (2件)： [メチレンビス(3-メチル-4-イミダゾリン-1,2,2-トリイル)]ラジカル ,  [メチレンビス(3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾイミダゾール-1,2,2-トリイル)]ラジカル

タイトルに関連する用語 (4件)： 幾何 ,  指数 ,  ニッケル ,  研究