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J-GLOBAL ID:201502290711335460   整理番号:15A0367542

海産物中のマラカイトグリーン測定用の化学発光酵素免疫法の開発

Development of chemiluminescent enzyme immunoassay for the determination of malachite green in seafood
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号: 1-2  ページ: 204-217  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W0037A  ISSN: 0954-0105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マラカイトグリーン(MG)は変異原性を有し,水産養殖産業での使用は禁止されている。本研究では,家兎抗MG抗体とペルオキシダーゼ標識二次抗体-ルミノール系を用いて,MGの化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)を開発した。最適条件下で,本CLEIA法のIC50は0.22ng/mLで,ELISA法よりも10倍高感度であり,最小検出限界は0.01ng/mL,直線範囲は0.03-3.27ng/mLであった。本抗体とメチレンブルー,ブリリアントグリーン及びクリスタルバイオレットとの交差反応性は,それぞれ3.4%,2.7%及び1.0%で,ロイコMGなど他の類縁物質との反応性はなかった。水産試料(ティラピア,サーモン,エビ等)に添加したMGの回収率は82.4-108%であった。本CLEIA法はHPLC法と良く相関性した。以上,本法は海産食品中のMG残渣の検出に利用できる。
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分類 (4件):
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動物性水産食品  ,  食品の汚染  ,  バイオアッセイ  ,  食品の検査・取締り 
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