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J-GLOBAL ID：201502290807918459   整理番号：15A0466777

TiC_0.3N_0.7-Ni₃Alサーメットの微細構造および摺動摩耗に及ぼすMo₂C添加の効果

The effects of Mo₂C additions on the microstructure and sliding wear of TiC_0.3N_0.7-Ni₃Al cermets

著者 (2件)： STEWART Tyler L. (Materials Engineering Programme, Dep. of Process Engineering and Applied Sci., Dalhousie Univ., 1360 Barrington ...) ,  PLUCKNETT Kevin P. (Materials Engineering Programme, Dep. of Process Engineering and Applied Sci., Dalhousie Univ., 1360 Barrington ...)
資料名： International Journal of Refractory Metals & Hard Materials  (International Journal of Refractory Metals & Hard Materials)
巻： 50  ページ： 227-239  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： H0059B  ISSN： 0263-4368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 延性Ni₃Al金属間化合物と硬質脆性Ti(C,N)と組合わせて,高い耐摩耗性を備えたセラミック-金属複合材あるいはサーメットを調製した。しかしながら,高N含有量Ti(C,N)サーメットは溶融Ni₃Alの濡れ性が比較的低いために,バインダ体積率が低い場合には残留気孔を持つ製品になる。そこで緻密化挙動を改善する目的で,反応焼結処理により様々な量のMo₂C(1.25~10vol%)をTiC_0.3N_0.7-Ni₃Alサーメットに添加した。20vol%から40vol%の範囲でNi₃Alバインダー含有量を調整し,真空焼結法で緻密化した。Mo₂Cは,特にバインダ含有量が最小の場合に焼結時の濡れ性を改善して,緻密化を促進する事が明らかになった。これらのサーメットの,摺動摩耗およびVickers圧痕挙動を評価した。その結果,Mo₂C添加は試験片の硬度および耐圧痕破壊性の両方に好ましい効果をもたらしたが,本サーメットの摺動摩耗挙動には悪影響を及ぼす事が明らかになった。この悪影響挙動は,Mo₂C添加により微細構造不均一性の増加が原因であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン化合物 ,  *炭化物 ,  *窒化物 ,  *ニッケル合金 ,  アルミニウム合金 ,  金属間化合物 ,  *サーメット ,  微細構造 ,  滑り摩耗 ,  モリブデン化合物 ,  添加物効果 ,  緻密化 ,  反応焼結 ,  焼結 ,  濡れ ,  硬さ試験 ,  圧痕 ,  微小硬さ ,  破壊強さ ,  不均一性 ,  アブレシブ摩耗 ,  摩耗 ,  押込硬さ ,  摩擦係数 ,  摩擦化学反応
準シソーラス用語： Vickers硬さ ,  Vickers硬さ試験 ,  凝着摩耗 ,  真空焼結 ,  炭化モリブデン ,  *炭窒化チタン

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： サーメット ,  微細構造 ,  摺動摩耗