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J-GLOBAL ID:201502291067999367   整理番号:15A0260838

上下流水位制御ゲートによる水路内貯留量の再配分機能について(II)-貯留量反応型ゲートにおける需給ギャップ発生時のシミュレーションによる検証-

Redistribution Function of Channel Storage Implemented Using Upstream and Downstream Water Level Control Gates: (II)-Simulation analysis of the supply and demand deficit using level-reactive gates-
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 37-44  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: L4234A  ISSN: 1343-8646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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上下流水位制御ゲートを用いた水路システムにおいて,需給ギャップが発生した場合に,通水障害を生じることがあり,その原因として,ゲートの水位設定に問題があることが示唆された。そこで,貯留量反応型ゲート水位設定を用い,チェック間の貯留量の再配分機能と需要量に対する補充状況について,シミュレーションにより検証した。水路システムの下流部においてチェック間の貯留量が不足して,需給量のギャップが生じた場合には,チェックゲートを介して,上流部から貯留量を速やかに下流側に移動して,充当する必要がある。このような状況下において,チェックゲートに貯留量反応型の水位設定を適用している場合,水理情報の伝達に時間が必要なため,中流部から末端部にかけて,チェック下流の水位低下による貯留量の移動が十分に行われず,通水障害が発生する可能性がある。貯留量反応型のゲート水位設定は,チェック区間の供給量不足を防止するために,チェックゲート上流側の水路ない貯留量の下流部への移動や上流への水理情報の伝達が遅れることに課題がある。今後,上下流水位制御ゲートのより適切なゲート管理方法と貯留量の配分機能について,詳細を明らかにすることが課題となる。
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分類 (3件):
分類
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管水路の流れ  ,  河川工事  ,  ダム付帯設備,水路工作物 
引用文献 (6件):

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