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J-GLOBAL ID:201502291112106298   整理番号:15A0613480

屠殺時のウシ臓物におけるシガトキシン産生大腸菌O157の伝播経路の追跡のための分子的方法

Molecular Approach for Tracing Dissemination Routes of Shiga Toxin-Producing Escherichia coli O157 in Bovine Offal at Slaughter
著者 (4件):
資料名:
巻: 2014  号: Microbiology  ページ: 739139 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウシ臓物は,日本におけるヒトシガトキシン産生大腸菌(STEC)の感染源の1つとして現在認識されている。本稿では,2006年7月から10月の間,屠殺時のウシ糞便,臓物及び屠畜体におけるSTEC O157の罹患率及び遺伝学的キャラクタリゼーションについて調べた。120の農場から供給された301のウシ糞便のうち,31でSTEC O157が検出された(10.3%)。同時に,60のウシ由来の臓物(舌,肝臓及び葉胃)及び屠畜体をランダムに選抜し,O157 STECの検出を同様に行った。STEC O157を,4つの舌(6.7%),1つの肝臓(1.7%),3つの葉胃(5.0%)及び2つの屠畜体(3.3%)からそれぞれ単離した。全てのO157分離菌はeae及びhlyA遺伝子が陽性であり,41の分離菌のうち37はstx2c遺伝子型を示した(90.2%)。PFGE分析から,連続して畜殺された動物からの4つの舌及び1つの肝臓に由来する分離菌,並びに2つの糞便分離菌において,同一のマクロ遺伝子型が明らかとなった。屠殺の順序によるそれらの連続的検出を考察して,ウシ臓物及び糞便におけるO157のこれら分布が,屠殺(前)での相互汚染に起因する可能性があると結論づけた。従って,本稿のデータは,屠殺でのウシ臓物へのこの病原体の広がりを防止するために,上方及び下方位置の両方からの血管外遊出におけるより良い衛生管理の関与を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  食肉一般  ,  食品の汚染 

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