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J-GLOBAL ID:201502291281327376   整理番号:15A0735702

イオン性界面活性剤のCMCに関する一連の鋭敏かつ可視蛍光ターンオンプローブ デザイン,合成,CMCおよび感度における構造効果,プレートリーダーとUV光を介した迅速検出

A series of sensitive and visible fluorescence-turn-on probes for CMC of ionic surfactants: Design, synthesis, structure influence on CMC and sensitivity, and fast detection via a plate reader and a UV light
著者 (5件):
資料名:
巻: 219  ページ: 251-260  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミセル中では発光しないが溶液中で強く凝集誘導発光(AIE)する珍しい特性を用いたイオン性界面活性剤の臨界ミセル濃度(CMC)に関するユニークかつ鋭敏な蛍光ターンオンプローブ(THP-1,C-6非置換テトラヒドロピリミジン)を近年開発した。ここでは,他の15種のTHP(THP-2-16)をデザインおよび合成し,イオン性界面活性剤(陰イオンSDS,陽イオンCTABおよび双性イオン性CHAPS)のCMC値およびそれら蛍光感度における構造効果を研究した。これらTHP全てはTHP-1のようにこれら界面活性剤溶液中で珍しい特性を示し,蛍光ターンオンプローブとして用いることができる。求めたCMC値は既報の範囲内である。4-CF3がTHPプローブの感度を増大させる重要な官能基であることが分かった。THP-1と比較して,CMCを定量する濃度は10.8倍減少したが,蛍光強度は2.8倍増大した。SDSおよびCTABのCMCに関してTHPの蛍光強度変化は非常に鋭敏で,SDSおよびCTABのCMC値を簡便なUV光を用いて定量することができる。加えて,セミミクロおよびハイスループットCMC定量におけるTHPの実際的応用を研究した。AIEフルオロホアおよび界面活性剤は広く応用できるため,界面活性剤ミセルでは珍しく発光せず界面活性剤溶液中での強いAIEに基づくCMCの高感度な蛍光ターンオンプローブが広い実際的応用範囲で使用できることが期待される。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析試薬  ,  有機化合物の物理分析  ,  ミセル 
物質索引 (15件):
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