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J-GLOBAL ID:201502291299486811   整理番号:15A0761176

CO2漏洩ストレスおよび浸水ストレス下でのいくつかの植物種の分光学的反応の確認

Identifying the spectral responses of several plant species under CO2 leakage and waterlogging stresses
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  ページ: 1-11  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W2325A  ISSN: 1750-5836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炭素回収貯留(CCS)は,地球温暖化を緩和する可能性のあるオプションの一つである。しかし,CO2が地下から漏洩するかもしれないというリスクはある。したがって,CO2漏洩サイトの検出はCCSプロジェクトの安全と成功のために重要である。植物の遠隔検知は,CO2漏洩の位置を,隔離フィールドの表面に生えた植物の分光学的反応から確認する,潜在的能力がある。英国Nottingham大学で,CO2漏洩および浸水ストレス条件下で,トウモロコシ,ビーツ,キャベツ,レタスおよびビーンの分光学的特性の研究,CO2漏洩および浸水ストレス下で成長する種を識別する新しい方法の開発,さらにどの植物がCO2ストレスに最も敏感であるかの決定のために,フィールド実験を行った。葉のスペクトルはスムージング,連続除去,一次導関数法を用いて,測定および処理された。トウモロコシ,キャベツ,レタスおよびビーンでは,コントロールと比較して,CO2漏洩ストレスが増加するにつれて,一次導関数スペクトルカーブの510~545nm区域の面積は増加し,690~750nm区域の面積は減少した。しかし,ビーツでは,コントロールと比較して,一次導関数スペクトルカーブの510~545nm区域の面積は減少し,690~750nm区域の面積は増加した。浸水ストレスに曝露された場合は,調べた5種すべてで,コントロールと比較して,一次導関数スペクトルカーブの510~545nmおよび690~750nm区域のどちらも減少した。一次導関数スペクトルカーブの510~545nmおよび690~750nm区域の面積をAREA(緑),AREA(赤)と名付けた。さらに,AREA(赤)/AREA(緑)比はCO2漏洩に曝露された種を効果的に確認できた。AREA(赤)×AREA(緑)積は,浸水ストレス下の種を効果的に確認できた。調べた種の中で,CO2漏洩ストレスに対して最も敏感なものはキャベツで,次はトウモロコシ,ビーツ,レタスで,最も感度が低かったのはビーンであった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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環境問題 

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