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J-GLOBAL ID：201502291464801921   整理番号：15A0469579

ジアリールエテンスイッチの疲労抵抗を改良する

Improving the Fatigue Resistance of Diarylethene Switches

著者 (6件)： HERDER Martin (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  SCHMIDT Bernd M. (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  GRUBERT Lutz (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  PAETZEL Michael (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  SCHWARZ Jutta (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  HECHT Stefan (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 7  ページ： 2738-2747  発行年： 2015年02月25日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオフェンまたはチアゾール環を含むジアリールエテンの光照射による可逆的な開環/閉環反応をベースにした光スイッチにおける疲労現象を詳しく調べた。UV照射による閉環反応によってスイッチ現象に関与するシクロヘキサジエン誘導体の他に,環化異性体(シクロペンタジエン誘導体)が生成すること,この異性体が光照射によって元のジアリールエテンには戻らないことが疲労現象の原因であること,チオフェン環に3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルおよび3,5-ビス(ペンタフルオロスルファニル)フェニルを導入すると,環化異性体の生成が事実上ゼロになることなどが分かった。ここでは,シクロペンタンまたはパーフルオロシクロペンタンの1および2位に,ベンゼン誘導体を置換した2-メチルチオフェン(14種)または2-メチルチアゾール(3種)が結合した17種のジアリールエテンを取り上げた。

シソーラス用語： *疲れ強さ ,  *光スイッチ ,  *オレフィン化合物 ,  *芳香族炭化水素 ,  疲れ ,  環化反応 ,  異性体 ,  紫外線照射 ,  光照射 ,  開環反応 ,  シクロアルケン ,  共役ジエン ,  硫黄複素環化合物 ,  置換基効果
準シソーラス用語： *ジアリールエテン ,  シクロペンタジエン誘導体 ,  チオフェン誘導体 ,  可視光照射 ,  閉環反応

分類 (2件)： 光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  硫黄複素環化合物一般  (CF07030V)

物質索引 (4件)： 1,2-ビス[5-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-2-メチル-3-チエニル]シクロペンテン ,  3,3,4,4,5,5-ヘキサフルオロ-1,2-ビス[5-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-2-メチル-3-チエニル]シクロペンテン ,  3,3,4,4,5,5-ヘキサフルオロ-1,2-ビス[5-[3,5-ビス[ペンタフルオロチオ(VI)]フェニル]-2-メチル-3-チエニル]シクロペンテン ,  1,2-ビス[2-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-5-メチル-4-チアゾリル]シクロペンテン

タイトルに関連する用語 (2件)： ジアリールエテン ,  疲労抵抗