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J-GLOBAL ID：201502291485149558   整理番号：15A0409340

防振地中壁を構成する防振材の振動遮断性能評価方法に関する一考察

A STUDY ON EVALUATION METHOD OF VIBRATION TRANSMISSION LOSS BY VIBRATION-PROOFING MATERIARL THAT CONSTITUTE VIBRATION ISOLATION TYPE UNDERGROUND WALL

著者 (2件)： 貝瀬智昭 (東急建設) ,  井上諭 (東急建設)
資料名： 東急建設技術研究所報  (Tokyu Construction Technical Reports)
号： 40  ページ： 53-56  発行年： 2015年02月28日 
JST資料番号： F0153B  ISSN： 0285-4546  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 防振地中壁を構成する防振材の振動遮断性能は,建物躯体施工前の地中壁面を入力とし,施工後の躯体壁面を出力とした振動加速度レベル差によって評価する方法(評価方法1)がある。ここで既往研究では,建物躯体施工後に地中壁面と躯体壁面の振動加速度レベル差によって評価した方法(評価方法2)と比較して,評価方法1では過大に評価してしまう可能性が理論計算による検討から指摘されている。そこで,本稿では鉄道に近接した建物に防振地中壁を採用した事例を対象にして,鉄道走行時の振動計測を実施し,評価方法1および2より求めた振動遮断性能の比較結果を報告するものである。実測結果から,既往研究の指摘と同様に,評価方法1の方が,評価方法2よりも振動遮断性能が過大に評価されることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *防振 ,  *地中連続壁 ,  防振材料 ,  *性能評価 ,  鉄道 ,  交通振動 ,  ソイルセメント ,  音響 ,  建築工事 ,  *加速度 ,  振動測定 ,  測定データ ,  予測誤差
準シソーラス用語： 固体伝搬音

分類 (2件)： その他の各種基礎,基礎工  (RA03090H) ,  鉄道騒音・振動  (TC01020C)

引用文献 (7件)：

• 島崎俊也:地中連続壁(山留め壁)用防振ゴムの施工例 音響技術,No.130(Vol.34 no.2),pp6-9,2005.6
• 山崎浩:発砲ポリオレフィン(EPO)を使った固体音対策事例 音響技術,No.130(Vol.34 no.2),pp10-13,2005.6
• 田野正典:防振性能の評価 音響技術,No90,(Vol.22 no.2)pp.29-37,1995.6
• 綿谷重規・漆戸幸雄・須賀昌昭:防振層による地下鉄振動の低減効果および振動の回り込みの影響について 日本音響学会講演論文集,pp631-632,1992.10
• 濱口雅義・中澤真司他2名:鉄道に近接する建物の固体音低減手法に関する実験的研究 建築学会大会講演梗概集(関東),pp289-290,2001.9

タイトルに関連する用語 (5件)： 防振 ,  地中壁 ,  防振材 ,  振動遮断 ,  性能評価