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J-GLOBAL ID：201502291514324909   整理番号：15A0486382

グアニン-シトシン塩基対の電子付着の半古典力学

Semiclassical dynamics of electron attachment to guanine-cytosine base pair

著者 (5件)： HONDA Tomohiro (Dep. of Chemistry, Saitama Univ., 255 Shimo-Okubo, Sakura-ku, Saitama City, Saitama 338-8570, JPN) ,  MINOSHIMA Yusuke (Dep. of Chemistry, Saitama Univ., 255 Shimo-Okubo, Sakura-ku, Saitama City, Saitama 338-8570, JPN) ,  YOKOI Yuki (Dep. of Chemistry, Saitama Univ., 255 Shimo-Okubo, Sakura-ku, Saitama City, Saitama 338-8570, JPN) ,  TAKAYANAGI Toshiyuki (Dep. of Chemistry, Saitama Univ., 255 Shimo-Okubo, Sakura-ku, Saitama City, Saitama 338-8570, JPN) ,  SHIGA Motoyuki (Center for Computational Sci. and E-Systems, Japan Atomic Energy Agency, 148-4, Kashiwanoha, Campus, 178-4 Walashiba ...)
資料名： Chemical Physics Letters  (Chemical Physics Letters)
巻： 625  ページ： 174-178  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： B0824A  ISSN： 0009-2614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相中のグアニン-シトシン(GC)塩基対への電子付着動力学をDFT及び分子動力学を用いて研究した。G-Cアニオンのポテンシャルエネルギー面を,長距離補正DFT計算から得た力場の情報を使用して経験的原子価結合法により構築した。環状ポリマーの分子動力学シミュレーションから,初期双極子結合アニオンが容易に0.1ps以内に原子価結合型アニオンに変換し,引き続いてプロトン移動が10ps以内に起こると予測した。同じプロセスを古典的なシミュレーションで見出したが,ずっと遅い時間スケールで起きた。この結果から,核の量子効果は,低エネルギー電子によるDNA損傷を理解する上で重要であることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *照射損傷 ,  電子 ,  *塩基対 ,  *電子付着 ,  分子動力学 ,  気相 ,  密度汎関数法 ,  *ポテンシャルエネルギー面 ,  力の場 ,  *原子価結合法 ,  高分子 ,  重合体 ,  *量子効果 ,  *原子核 ,  アニオン ,  プロトン移動 ,  窒素複素環化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 低エネルギー電子 ,  力場 ,  環状ポリマ

分類 (3件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  生体物質に対する影響  (EK02020S)

物質索引 (2件)： グアニン ,  シトシン

タイトルに関連する用語 (5件)： グアニン ,  シトシン ,  塩基対 ,  電子付着 ,  古典力学