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J-GLOBAL ID：201502291651197426   整理番号：15A0755653

制御された電子的性質および立体特異性をもつチタン系frustrated Lewis pair合成の試み

Synthetic Endeavors toward Titanium Based Frustrated Lewis Pairs with Controlled Electronic and Steric Properties

著者 (8件)： NORMAND Adrien T. (Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  NORMAND Adrien T. (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  RICHARD Philippe (Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  BALAN Cedric (Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  DANILIUC Constantin G. (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  KEHR Gerald (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  ERKER Gerhard (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  LE GENDRE Pierre (Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 34  号： 10  ページ： 2000-2011  発行年： 2015年05月25日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,チタン系のFLP(frustrated Lewis pair:嵩高い置換基同士の反発によって強イオン性を維持したLewis酸およびLewis塩基対)として二つのシクロペンタジエニル基をもつ四つの[CpCp^pTiOAr][BPh4](Cp=η⁵-C5H5),Cp^p=η⁵-C5H4(CMe)PR2)錯体を合成し,構造をX線回折分析でキャラクタリゼーションした。電気的性質および立体特異性は,アリールオキシル基配位子やホスフィン置換基を変えて制御した。本錯体は,典型的なFLP基質である水素または二酸化炭素に対して期待された反応性は示さなかったが,錯体の一つはベンズアルデヒドと反応し,FLP活性化生成物が得られた。本錯体は,6,6-ジメチルフルベンの押出によって二つの(E)-カルコンと反応し10員環のチタンリンホスフィン大環状化合物が得られた。

シソーラス用語： *立体特異性 ,  *チタン錯体 ,  X線回折分析 ,  *大環状化合物 ,  *リン複素環化合物 ,  Lewis塩基 ,  Lewis酸 ,  置換基効果 ,  ホスフィド錯体 ,  ホスフィン誘導体 ,  シクロペンタジエニル錯体 ,  チタノセン ,  芳香族アルデヒド
準シソーラス用語： frustrate Lewis pair ,  *電子的性質

分類 (1件)： 第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

物質索引 (7件)： (3R,5R)-1,3,5,7-テトラフェニル-4,4-ジシクロヘキシル-4-ホスファ-1,6-ヘプタジエン-1,7-ジオール ,  (3S,5R)-1,3,5,7-テトラフェニル-4,4-ジシクロヘキシル-4-ホスファ-1,6-ヘプタジエン-1,7-ジオール ,  (E)-カルコン ,  1,3,5,7-テトラフェニル-4,4-ジシクロヘキシル-4-ホスファ-1,6-ヘプタジエン-1,7-ジオール ,  1,3,5,7-テトラフェニル-4,4-ジシクロヘキシル-4-ホスファ-1,6-ヘプタジエン-3,5-ジオール ,  6,6-ジメチルフルベン ,  ベンズアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子 ,  性質 ,  立体特異性 ,  チタン ,  試み