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J-GLOBAL ID：201502292005679338   整理番号：15A0620893

腐食の間にアルミニウムに吸収された水素の捕捉

Trapping of Hydrogen Absorbed in Aluminum during Corrosion

著者 (1件)： HEBERT Kurt R. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Iowa State Univ., Ames, IA 50011, USA)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 168  ページ： 199-205  発行年： 2015年06月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水性腐食中のアルミニウムの水素捕捉のためのモデルを,提示した。それは,金属の溶解によって生成した空孔でのH原子の表面近くのトラップを組み込んでいた。空孔-水素の相互作用を,第一原理計算から派生したエネルギー論と共に,空孔に複数のH原子の結合を取り入れたシンプルな非相互作用の熱力学モデルによって記述した。大きな吸収率では,上昇した空孔-水素欠陥の濃度を含有するサブミクロンの厚さに近い表面層が,前実験観察と一致して予測できた。欠陥層は,空孔を有する複数のH原子の相互作用によって,水素の化学ポテンシャルの空孔-水素欠陥濃度の高感度のために生じた。したがって,空孔-水素相互作用は,H間質濃度よりも高い大きさのレベルの状態で,腐食表面に近い水素の自己濃度につなげた。高められた水素濃度により,腐食中に水素化物形成の観察を説明し,水素系微小劣化メカニズムに関連したかもしれない。モデル予測は,水素透過実験の結果と定量的に一致した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *捕獲 ,  *腐食 ,  アルミニウム ,  吸収 ,  *水素 ,  熱力学模型 ,  空格子点 ,  相互作用 ,  第一原理 ,  化学ポテンシャル
準シソーラス用語： 空孔【点欠陥】 ,  第一原理計算 ,  熱力学モデル ,  捕捉

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腐食 ,  アルミニウム ,  水素 ,  捕捉