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J-GLOBAL ID：201502292123819187   整理番号：15A0678294

高周波分光水蒸気同位体観測を用いた植生-大気間水交換の研究

INVESTIGATING VEGETATION-ATMOSPHERE WATER EXCHANGE BY USING HIGH FREQUENCY SPECTROSCOPY VAPOR ISOTOPE OBSERVATIONS

著者 (10件)： WEI Zhongwang (AORI, The Univ. of Tokyo) ,  OKAZAKI Atsushi (AORI, The Univ. of Tokyo) ,  MAEDA Hidetoshi (IEI, The Univ. of Tokyo) ,  SATOH Yusuke (AORI, The Univ. of Tokyo) ,  KIGUCHI Masashi (IIS, The Univ. of Tokyo) ,  NODA Keigo (IIS, The Univ. of Tokyo) ,  KOIKE Masahiro (Hosei Univ.) ,  KIM Wonsik (NIAES) ,  LIU Zhongfang (The Univ. of Tokyo) ,  YOSHIMURA Kei (AORI, The Univ. of Tokyo)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 70  号： 4  ページ： I.181-I.186 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は日本の水田地帯Maseにおいて水蒸気同位体の高周波現場計測を用いて蒸発散量を分割することの実現可能性についての最初のテストである。同位体測定をキーリングプロット法とクレイグ-ゴードンモデルと組み合わせることにより,蒸散が日スケールで総蒸発散フラックスの90%以上を表現することを見いだした。しかしこの方法による誤差は無視することができなかった。これらの誤差の主な原因は,クレイグ-ゴードンモデルによって推定された水蒸発の過小評価であることが示された。測定された水蒸気のd-excessのばらつきは日周スケールで蒸発散量の支配的な構成要素に著しく影響されており,地表面水交換過程において植生が大きな役割を果たしていることが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *同位体 ,  その場観察 ,  *植生 ,  *大気 ,  交換 ,  水田 ,  日本 ,  蒸発散量 ,  分割 ,  水蒸気
準シソーラス用語： *水交換

分類 (2件)： プラネタリー境界層  (DC05100B) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 高周波 ,  分光 ,  水蒸気 ,  同位体 ,  観測 ,  植生 ,  大気 ,  水交換 ,  研究