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J-GLOBAL ID：201502292145741548   整理番号：15A0399592

きのこ栽培の安定化:エノキタケの劣化とウイルス

著者 (1件)： 馬替由美 (森林総合研)
資料名： 生物資源  (Biological Resources)
巻： 8  号： 4  ページ： 2-8  発行年： 2015年02月25日 
JST資料番号： L7947A  ISSN： 1881-9672  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エノキタケの人工栽培が普及し,純白系品種が確立してから,子実体原基の形成不全や子実体の形成不全および奇形化などが問題になった。この原因を追求した結果,褐変株からエノキタケ褐変ウイルス(FvBV)を単離し,その2種類のdsRNAのヌクレオチド配列を決定した。FvBVから推定したアミノ酸配列は,リンゴ銀葉病の病原菌であるムラサキウロコタケ,紫紋羽病菌およびマツノネクチタケ属の森林病原菌から単離されたウイルスのRdRp配列と近縁であった。FvBVは野生のエノキタケから感染したと推定した。

シソーラス用語： *エノキタケ属 ,  食用きのこ ,  *RNAウイルス ,  栽培 ,  菌床栽培 ,  劣化 ,  変色 ,  ヌクレオチド配列 ,  二本鎖RNA ,  RNAレプリカーゼ ,  *微生物
準シソーラス用語： FvBV

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

タイトルに関連する用語 (4件)： きのこ栽培 ,  安定化 ,  エノキタケ ,  ウイルス