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J-GLOBAL ID：201502292265712746   整理番号：15A0478945

造骨細胞および破骨細胞のin vitro挙動を相乗的調節するためのヒアルロナン集合ナノコンポジットを使ったBMP-2因子と抗骨粗しょう症薬剤の同時送達

Simultaneous delivery of BMP-2 factor and anti-osteoporotic drugs using hyaluronan-assembled nanocomposite for synergistic regulation on the behaviors of osteoblasts and osteoclasts in vitro

著者 (6件)： ZHANG Yarong (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  HU Yan (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  LUO Zhong (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  SHEN Xinkun (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  MU Caiyun (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  CAI Kaiyong (Chongqing Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition  (Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition)
巻： 26  号： 4/6  ページ： 290-310  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： W0274A  ISSN： 0920-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨粗しょう症治療薬アレンドロン酸を結合させたヒアルロン酸(HA-Aln)を合成した。これを使い,HA-Aln/BMP-2ナノコンポジット,更にローダミンイソチオシアネート(RITC)標識したHA/BMP-2@RITCとHA-Aln/BMP-2@RITCナノコンポジットを調製した。これらのナノコンポジットで造骨細胞をin vitro処理し,細胞内にナノコンポジットが取り込まれて分布することを共焦点レーザー走査顕微鏡画像で示した。また,処理によって造骨に繋がるいくつかのマーカー酵素活性の変化,造骨細胞関連遺伝子発現の増加も認められた。一方,RAW264.7細胞をHA-Aln/BMP-2で処理すると破骨分化レベルが低下することが分かった。これらの結果から,HA-Aln/BMP-2ナノコンポジットは抗骨粗しょう症薬と増殖因子を共薬物送達して,破骨活性を抑制しつつ造骨分化と骨形成を促進することができると推定した。

シソーラス用語： *ヒアルロン酸 ,  *ナノ複合材料 ,  骨形成因子 ,  骨芽細胞 ,  破骨細胞 ,  骨形成 ,  遺伝子発現 ,  RAW264.7細胞 ,  骨粗鬆症 ,  *骨粗鬆症治療薬 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  *薬物担体 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  ホスホン酸 ,  アミノアルコール ,  第一アミン
準シソーラス用語： BMP-2 ,  *ナノコンポジット ,  ヒアルロナン ,  薬物送達

分類 (1件)： 製剤一般  (GY02010Z)

物質索引 (1件)： アレンドロン酸

タイトルに関連する用語 (12件)： 造骨細胞 ,  破骨細胞 ,  挙動 ,  調節 ,  ヒアルロナン ,  集合 ,  ナノコンポジット ,  BMP-2 ,  因子 ,  骨粗しょう症 ,  薬剤 ,  送達