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J-GLOBAL ID:201502292367343370   整理番号:15A0620308

Elymus tsukushiensisからコムギへの赤かび病に対する耐性の染色体工学,マッピングおよび輸送

Chromosome engineering, mapping, and transferring of resistance to Fusarium head blight disease from Elymus tsukushiensis into wheat
著者 (11件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1019-1027  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ここではコムギでの赤かび病の新しい資源の輸送および分子細胞遺伝の特性化を紹介した。Fusarium graminearum Schwabe[有性時代=Gibberella zeae(Schwein.Fr.)Petch]が原因の赤かび病(FHB)は世界中のパンコムギTriticum aestivum L.(2n=6x=42,AABBDD)の重大な病害である。コムギには多くの遺伝子座によって調節されるFHBに対する制限耐性があるが,耐性の新しい資源が緊急に必要である。多年生草Elymus tsukushiensisは中国や日本の温暖で湿潤な地域に生育し,FHBに対して免疫性である。ここでは,E.tsukushiensisからコムギへの主要遺伝子Fhb6の遺伝子導入とマッピングを報告した。Fhb6はE.tsukushiensisの1Ets#1S染色体の短腕中の準末端領域に対して地図化された。染色体工学により,E.tsukushiensisの1Ets#1Sに由来するFhb6関連染色体をコムギの対応する染色体1ASのホモログ領域へ置換した。前回の検討ではその染色体慮域ではFHB耐性QTLは何も検出されなかったので,Fhb6はコムギにとっては新しい遺伝子座であるらしい。Fhb6に対してホモ接合型の植物後代の発病度等級は,そうでない後代の35%と比較して7%に低下した。FHBを効率的に調節するためのマーカー利用育種と耐性遺伝子座のピラミッド化のためにFhb6を分子マーカー類によりタグした。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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菌類による植物病害  ,  植物生理学一般  ,  遺伝子操作 

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