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J-GLOBAL ID：201502292560992343   整理番号：15A0604219

メキシコ国における家畜屠殺および糞便から単離したEscherichia coli菌の遺伝的特徴化

Genetic Characterization of Escherichia coli Isolated from Cattle Carcasses and Feces in Mexico State

著者 (7件)： REYES-RODRIGUEZ Nydia E. (Universidad Autonoma del Estado de Mexico, Estado de Mexico, MEX) ,  SORIANO-VARGAS Edgardo (Universidad Autonoma del Estado de Mexico, Estado de Mexico, MEX) ,  BARBA-LEON Jeannette (Universidad de Guadalajara, Jalisco, MEX) ,  NAVARRO Armando (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, MEX) ,  TALAVERA-ROJAS Martin (Universidad Autonoma del Estado de Mexico, Estado de Mexico, MEX) ,  SANSO A.Mariel (Universidad Nacional del Centro de la Provincia de Buenos Aires, Tandil, ARG) ,  BUSTAMANTE Ana V. (Universidad Nacional del Centro de la Provincia de Buenos Aires, Tandil, ARG)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 78  号： 4  ページ： 796-801  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Escherichia coli菌は損害を引き起こすことなく,ヒトおよび家畜の胃腸管にコロニー形成することが可能であることが報告されている。しかし,Shiga毒素産生性E.coli菌として知られているベロ毒素産生E.coli菌(VTEC)はヒトに重大な疾患を与える食品由来の疾患である。ここでは,メキシコ国の3か所の屠殺場において家畜屠体から単離したVTEC株を特徴化して,反復配列多型解析法(MLVA)を使用したこれらの単離菌間の遺伝的多様性および分子関連性を確かめることである。実験の結果,メキシコ国の屠殺場由来の家畜屠体および糞便は遺伝的に血清型および毒性プロファイルの異なるVTEC単離菌の給源であることが分かった。さらに,eaeコロニー形成因子遺伝子に加えて,これらのVTEC単離菌(約42%)のいくらかはヒトで重大な感染を引き起こすE.coli菌中で見出される病原性形質を有している。屠体中にこれらの単離菌が存在することは屠殺中および食肉加工中にVTECが拡散する可能性が高いことを示していた。これらの発見は家畜屠殺場の連続監視およびこの病原菌の拡散を防ぐための戦略などの重要性が増した。

シソーラス用語： 大腸菌 ,  ベロ毒素 ,  病原性大腸菌 ,  遺伝学実験技術 ,  遺伝子 ,  *食肉 ,  *屠殺場 ,  産業衛生 ,  *HACCP
準シソーラス用語： Escherichia coli ,  MLVA法 ,  Shiga毒素産生性大腸菌 ,  VT1 ,  VT2 ,  因子遺伝子 ,  *工場衛生 ,  反復配列多型解析法

分類 (2件)： 食肉一般  (FJ12031X) ,  工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H)

タイトルに関連する用語 (8件)： メキシコ ,  家畜 ,  屠殺 ,  糞便 ,  単離 ,  Escherichia ,  菌 ,  遺伝